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伊奈氏陣屋 いなしじんや

日本の城がわかる事典の解説

いなしじんや【伊奈氏陣屋】

埼玉県北足立郡伊奈町にあった陣屋。1590年(天正18)の徳川家康の関東移封により、この地に入部した関東郡代伊奈忠次の築いた城構えの陣屋である。この陣屋は中世の城(伊奈城)跡に建てられたともいわれるが、伊奈城のくわしいことはわかっていない。この陣屋は1642年(寛永19)に、第3代の伊奈忠治が新しく赤山陣屋(川口市)を築いて移ったために廃止された。広大な陣屋跡は大部分が民有地となっているが、当時の堀や土塁の一部が現存している。新幹線の高架工事で、城域の北東・北西部にあった障子堀や畝堀が発掘され、陣屋以前に北条氏系の城郭があったのではないかと注目されるようになった。これら発掘された遺構は史跡保存のため、その後埋め戻された。JR大宮駅からニューシャトルで丸山駅下車、徒歩約5分。

出典|講談社日本の城がわかる事典について | 情報

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