伊東伝兵衛(読み)いとう でんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東伝兵衛」の解説

伊東伝兵衛 いとう-でんべえ

1801-1862 江戸時代後期の治水家。
享和元年5月生まれ。信濃(しなの)伊那里村杉島(長野県長谷村)の名主天保(てんぽう)3年(1832)三峰(みぶ)川左岸一帯に水田をひらくため,私財を投じ堰(せき)を改修して水路をもうける。さらに同地方で30年にわたり水路の開削に尽力した。文久2年3月13日死去。62歳。名は武敬。姓は伊藤ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android