伊東壮(読み)イトウ タケシ

20世紀日本人名事典 「伊東壮」の解説

伊東 壮
イトウ タケシ

昭和・平成期の経済学者,平和運動家 日本原水爆被害者団体協議会代表委員;元・山梨大学学長。



生年
昭和4(1929)年10月5日

没年
平成12(2000)年3月3日

出生地
広島広島市宝町

別名
筆名=いとう たけし

学歴〔年〕
一橋大学経済学部〔昭和28年〕卒,一橋大学大学院経済学研究科経済政策・経済事情専攻〔昭和34年〕修士課程修了

経歴
中学3年の時広島で被爆。昭和28年東京都立第五商業高校教諭、38年東京都原爆被爆者団体協議会事務局長を経て、40年山梨大学講師となり、42年助教授、48年教授に就任。平成元年教育学部長、4〜10年学長。また、昭和55年より日本原水爆被害者団体協議会代表委員を務めた。著書に「原爆被害者の半世紀」「被爆の思想と運動」「新版 1945年8月6日」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東壮」の解説

伊東壮 いとう-たけし

1929-2000 昭和後期-平成時代の経済学者,平和運動家。
昭和4年10月5日生まれ。中学3年のとき生地の広島市で被爆。戦後,核兵器廃絶運動にかかわり,昭和56年から日本原水爆被害者団体協議会の代表委員をつとめた。地域経済学を専攻し,48年山梨大教授,平成4年学長。平成12年3月3日死去。70歳。一橋大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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