伊洛学(読み)いらくのがく

精選版 日本国語大辞典 「伊洛学」の意味・読み・例文・類語

いらく‐の‐がく【伊洛学】

  1. 〘 名詞 〙 中国の伊川・洛陽地方に発達した学問北宋程顥(ていこう)程頤(ていい)兄弟が、この地方出身で、新しい学風を開いたところからいう。後に、南宋朱熹(しゅき)が、その学統を継承したので、それをも含め、いわゆる「程朱の学」全体をさしてもいう。〔童子問(1707)〕〔宋史‐劉勉之伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ていい 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android