日本歴史地名大系 「伊舎那院」の解説 伊舎那院いしやないん 香川県:三豊郡財田町財田中村伊舎那院[現在地名]財田町財田中財田川上流北岸大野地(おおのじ)にある。単立、北田山如意輪寺と号し本尊は如意輪観音。讃岐三十三観音霊場第一四番札所。元応二年(一三二〇)六月日の日付をもつ阿波国三好(みよし)郡の久保名本宮三所権現蔵鰐口銘(阿波国徴古雑抄)に「如意福(輪)寺讃州財田庄中村」とみえる。伊舎那院由来によれば聖徳太子の開基で、中興開山は聖宝理源と伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by