20世紀日本人名事典 「伊藤喜十郎」の解説 伊藤 喜十郎イトウ キジュウロウ 明治・大正期の発明家 イトーキ創業者。 生年安政2年3月16日(1855年) 没年昭和11(1936)年2月1日 出生地大坂・高麗橋2丁目(大阪府大阪市) 経歴質屋の六男に生まれ、明治23年第3回内国勧業博覧会を見て発明事業に志す。41年金属品製造工場を設立し、金銭出納器ゼニアイキなどを発明し、製作、販売を開始。この金銭出納器は日本製の最初のもので、大正2年前後より発売し、その優れた性能により帝国発明協会他諸団体より数十回表彰された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤喜十郎」の解説 伊藤喜十郎 いとう-きじゅうろう 1855-1936 明治-大正時代の実業家。安政2年3月16日生まれ。明治13年伊藤善兵衛の婿養子となる(旧姓は小野)。23年伊藤喜商店(現・イトーキ)を設立。36年ホッチキスなどを輸入・発売。41年伊藤喜商店工作部を開設し,大正2年には金銭記録出納器ゼニアイキを発売。事務機器を主に,発明者による製品の開発・販売を支援し,事務合理化につくした。昭和11年2月1日死去。82歳。大坂出身。幼名は甚太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by