伊藤金次郎(読み)イトウ キンジロウ

20世紀日本人名事典 「伊藤金次郎」の解説

伊藤 金次郎
イトウ キンジロウ

大正・昭和期の新聞人,新聞経営者,評論家 東海毎日新聞代表取締役主筆



生年
明治25(1892)年8月1日

没年
昭和39(1964)年7月31日

出生地
愛知県

経歴
文選工の後、扶桑報知新聞記者を経て大正7年東京日日新聞(毎日新聞の前身)に入った。事業部長、社会部長、名古屋支局長兼名古屋毎日新聞取締役、内国通信部長を歴任した。昭和19年台湾新報社副社長兼主筆、21年東海毎日新聞代表取締役兼主筆編集局長。23〜31年愛知県公安委員。人物評論わしが国さ」など、随筆、評論にユーモアと皮肉たっぷりの筆をふるった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤金次郎」の解説

伊藤金次郎 いとう-きんじろう

1892-1964 大正-昭和時代の新聞人,評論家。
明治25年8月1日生まれ。大正7年東京日日新聞社(のちの毎日新聞社)にはいり,社会部長,名古屋支局長などをつとめる。昭和21年東海毎日新聞社の代表取締役となり,主筆,編集局長をかねた。のち愛知県公安委員長。昭和39年7月31日死去。71歳。愛知県出身。著作に「わしが国さ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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