伊藤鏡河(読み)いとう きょうか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤鏡河」の解説

伊藤鏡河 いとう-きょうか

1752-1829 江戸時代中期-後期儒者
宝暦2年生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)岡藩士。江戸で安達清河(あだち-せいか)らにまなぶ。天明4年から江戸藩邸で世子らの教育係をつとめる。のち藩校由学館司業,近習物頭。田能村(たのむら)竹田らとともに「豊後国志」を完成させた。文政12年3月6日死去。78歳。本姓は田近。名は幸猛。字(あざな)は寛叔。通称は文蔵,作内左衛門。別号に鏡湖。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android