伊藤鳳雲(読み)イトウ ホウウン

20世紀日本人名事典 「伊藤鳳雲」の解説

伊藤 鳳雲
イトウ ホウウン

昭和・平成期の書家 千草会会長;日展参事;日本書芸院名誉顧問。



生年
大正5(1916)年6月13日

没年
平成13(2001)年9月19日

出生地
神奈川県秦野市

本名
伊藤 弘三

学歴〔年〕
大阪外国語大学インドネシア語部〔昭和12年〕卒

主な受賞名〔年〕
日展特選・苞竹賞(第5回 昭37年度)「秋風」,日展第5科・菊花賞(第2回 昭45年度)「人麻呂の歌」,大阪府文化芸術功労者〔昭和57年〕,日本芸術院賞(平元年度)〔平成2年〕「三吉野の歌」,日展総理大臣賞

経歴
幼い頃から書道に親しみ、漢字独学。昭和28年田中塊堂の門に入り、かなを学んだ。平安朝の和様書と中国の書を取り入れた独自の書法を開拓した。著書に「書道かな(正・続)」「草仮名」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤鳳雲」の解説

伊藤鳳雲 いとう-ほううん

1916-2001 昭和-平成時代の書家。
大正5年6月13日生まれ。田中塊堂に仮名をまなぶ。日展で昭和37年特選・苞竹賞,45年菊花賞。平成2年「三吉野の歌」で芸術院賞。日展監事,日本書芸院副理事長,千草会会長などをつとめた。平成13年9月19日死去。85歳。神奈川県出身。大阪外大卒。本名は弘三。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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