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万葉仮名を草書体で書いた仮名文字。江戸時代以来平仮名をこうよんだ時代もあったが,現在は平仮名にまで簡略化されない前の時期の仮名をこうよぶ。実例は「秋萩帖」(伝小野道風(みちかぜ)筆),「古今和歌集」(元永本。ともに東京国立博物館蔵)などにみられる。「宇津保物語」「源氏物語」などでは草仮名を「さう」,平仮名を「かな・かんな・女手」と区別する。平仮名などの仮名文字と同じ時代に書かれ,1字に対する字体数が多いため,美的な鑑賞の対象ともなった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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→仮名
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