休休(読み)やすみやすみ

精選版 日本国語大辞典 「休休」の意味・読み・例文・類語

やすみ‐やすみ【休休】

  1. 〘 副詞 〙
  2. 時々休んでは事を続けるさまを表わす語。休みながら。
    1. [初出の実例]「遠き山路を一こしにはのぼられぬ程に、やすみやすみ登る也」(出典:三体詩絶句鈔(1620)六)
  3. よく考え考え、事を行なうさまを表わす語。命令表現や勧誘表現を伴って「よく考えて(…せよ)」の意から、非難しながら制止する時に用いる。
    1. [初出の実例]「白痴(ばか)も休み休み云へ、百本の大根で詰る訳があるかって」(出典:落語・二人癖(1896)〈三代目柳家小さん〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「休休」の読み・字形・画数・意味

【休休】きゆうきゆう(きうきう)

安らかで楽しむ。〔詩、唐風蟋蟀〕樂しみを好むも(すさ)むこと無(なか)れ 良士は休休たり

字通「休」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む