良士(読み)リョウシ

デジタル大辞泉 「良士」の意味・読み・例文・類語

りょう‐し〔リヤウ‐〕【良士】

《「りょうじ」とも》すぐれた兵士。また、すぐれた人物
「古来賢主が日傭取りうちより―を挙げ」〈露伴・辻浄瑠璃〉

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精選版 日本国語大辞典 「良士」の意味・読み・例文・類語

りょう‐しリャウ‥【良士】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りょうじ」とも )
  2. すぐれた兵士。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 善良な男。すぐれた人。賢士
    1. [初出の実例]「実に天下の良士なり」(出典:暴夜物語(1875)〈永峰秀樹訳〉希臘王並医生銅盤の伝)
    2. [その他の文献]〔詩経‐唐風・蟋蟀〕

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普及版 字通 「良士」の読み・字形・画数・意味

【良士】りよう(りやう)し

賢士。〔書、秦誓〕(こ)の髮に詢(はか)れば、愆(あやま)つ罔(な)し。番番(はは))たる良士、(膂)力に愆(す)ぐるも、我ほ之れに(したし)む。(きつきつ)たる夫、射はざるも、我ほ欲せず。

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