休眠胞子(読み)キュウミンホウシ(その他表記)resting spore

デジタル大辞泉 「休眠胞子」の意味・読み・例文・類語

きゅうみん‐ほうし〔キウミンハウシ〕【休眠胞子】

胞子ができてから芽を出すまでに、一定の休眠期間のあるもの。銹菌さびきん冬胞子藻類接合胞子など。

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精選版 日本国語大辞典 「休眠胞子」の意味・読み・例文・類語

きゅうみん‐ほうしキウミンハウシ【休眠胞子】

  1. 〘 名詞 〙 サビ病菌類の冬胞子、藻類、藻菌類卵胞子のように厚い細胞膜をつくって休眠し、冬や夏の不良環境に耐えられる胞子。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「休眠胞子」の意味・わかりやすい解説

休眠胞子
きゅうみんほうし
resting spore

生成されてから,一定の時期を経てのち初めて発芽する胞子。多くは厚い膜におおわれ不遇の状況に抵抗しうるよう,また脂肪粒そのほかの物質を内在して発芽時にそなえるような構造をもつ。厚膜のものを厚膜胞子ともいう。多くの菌類,ある種の藻類にみられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「休眠胞子」の意味・わかりやすい解説

休眠胞子
きゅうみんほうし

胞子

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