会寧焼(読み)かいねいやき(英語表記)Hoeryǒng

精選版 日本国語大辞典 「会寧焼」の意味・読み・例文・類語

かいねい‐やきクヮイネイ‥【会寧焼】

  1. 〘 名詞 〙 朝鮮民主主義人民共和国会寧で焼かれた陶器多くは、李朝中期以降のもの。壺、大鉢、皿などが中心

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「会寧焼」の意味・わかりやすい解説

会寧焼
かいねいやき
Hoeryǒng

北朝鮮咸鏡北道会寧で産した陶器。 13世紀頃から近代まで,中国陶磁の影響を受けて雑器を焼いてきたが,北朝鮮治下の現況は不明。現存する作品は李朝中期からのものが多い。大振りの壺,鉢,碗,片口などを焼き,あらい胎土で肉が厚く,黄褐色や黒の釉 (うわぐすり) をかける。民窯として名高い。

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