会議は踊る,されど進まず(読み)かいぎはおどる,されどすすまず

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

会議は踊る,されど進まず
かいぎはおどる,されどすすまず

1814年9月に開かれたウィーン会議様子を風刺した言葉
フランス全権タレーランの言葉,またはメッテルニヒ秘書の言葉といわれる。舞踏会宴会が多いわりに,審議紛糾難航する様子を皮肉ったもの。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

とっさの日本語便利帳 の解説

会議は踊る、されど進まず

ナポレオン戦争の戦後処理と新たな国際秩序の建設を巡る、オーストリア外相メッテルニヒ主宰のウイーン会議(一八一四~一五)が、晩餐会・舞踏会・音楽会三昧で一向に議事が進行しない様を風刺したことば。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む