伝声管(読み)デンセイカン

デジタル大辞泉 「伝声管」の意味・読み・例文・類語

でんせい‐かん〔‐クワン〕【伝声管】

管の端に口をあてて話した声を、他の端で聞きとるための長い管。船舶航空機工場などで使用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝声管」の意味・読み・例文・類語

でんせい‐かん‥クヮン【伝声管】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 離れた二室をつなぎ、音声を通すパイプ。一般に両端に小型のラッパ状の口をとりつけ、連絡用に使用される。船舶などで広く採用されている。
    1. [初出の実例]「窓のない部屋にいる。〈略〉パイプ、伝声管。地響きがするようだ」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉)
  3. メガホンのこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む