精選版 日本国語大辞典 「伝宣」の意味・読み・例文・類語 でん‐せん【伝宣】 〘 名詞 〙① 勅旨を伝え宣(の)べること。天皇の意思を伝達すること。[初出の実例]「右右大弁安倍朝臣安仁伝宣」(出典:類聚符宣抄‐四・承和一四年(847)三月九日定皇太子服記)[その他の文献]〔周必大‐賜茶詩〕② 主義主張などを人々に広く伝えること。宣伝。[初出の実例]「『プロテスタント』とは抗抵の意にして、羅馬教に抗抵する主意を以て、従来教会の罪状九十五ケ条を公布し、其説を〈略〉諸国に伝宣し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「伝宣」の読み・字形・画数・意味 【伝宣】でんせん 口で伝える。〔後漢書、公孫伝〕專ら妾を侍せしめ、其の書記は、皆(と)りて之れを上(たてまつ)らしむ。人をしてひて大言聲を爲し、數百に聞えしめ、以て命を傳宣せしむ。字通「伝」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報