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位置特異性 いちとくいせいposition specificity

世界大百科事典 第2版の解説

いちとくいせい【位置特異性 position specificity】

有機化学反応において,一つの構造異性体(位置異性体)だけが生成し,他の異性体が生成しない場合をいう。一つの異性体の生成が他の異性体の生成より有利である場合を位置選択性position selectivityがあるという。実際には位置特異性を位置選択性と同義に用いる場合も多い。以下,例をあげて説明する。(1)脱離反応(化学式)C6H5SO3Hが脱離してシクロヘキセン環が生成する際,(A)(B)二つの可能な生成物のうち,二重結合がベンゼン環と共役して共鳴安定化したものが特異(選択)的に生じる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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