コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

位置特異性 いちとくいせい position specificity

1件 の用語解説(位置特異性の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

いちとくいせい【位置特異性 position specificity】

有機化学反応において,一つの構造異性体(位置異性体)だけが生成し,他の異性体が生成しない場合をいう。一つの異性体の生成が他の異性体の生成より有利である場合を位置選択性position selectivityがあるという。実際には位置特異性を位置選択性と同義に用いる場合も多い。以下,例をあげて説明する。(1)脱離反応(化学式)C6H5SO3Hが脱離してシクロヘキセン環が生成する際,(A)(B)二つの可能な生成物のうち,二重結合ベンゼン環と共役して共鳴安定化したものが特異(選択)的に生じる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

位置特異性の関連キーワード異性体化学可逆反応構造異性平衡定数化学反応式構造異性体鏡像異性体立体異性体ヒドロキシ安息香酸

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone