知恵蔵mini 「低出力核兵器」の解説 低出力核兵器 爆発力が小さい核兵器。米国は1994年会計年度国防予算授権法において、核出力5キロトン以下の核兵器と定義している。数十キロトンから数メガトンの威力を持つ通常の核兵器は、その破壊力の大きさから事実上、使用できない兵器と見なされてきた。しかし、低出力核兵器は危害範囲や人命被害が最小限に抑えられるため、限られた地域・目標を焦土化することに適した実戦向きの兵器とされている。 (2018-1-16) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報