住友海上火災保険(読み)すみともかいじょうかさいほけん

百科事典マイペディア 「住友海上火災保険」の意味・わかりやすい解説

住友海上火災保険[株]【すみともかいじょうかさいほけん】

住友系の大手損保会社として知られていた。1893年関西の銅業者,貿易業者の有志によって大阪保険が創業,1916年に大阪海上火災保険に改称一方,1917年もうひとつの前身会社扶桑海上火災保険が山下汽船の山下亀三郎提唱で創業,1940年に旧住友海上火災保険に改称。1944年両社が合併し,大阪住友海上火災保険を設立。1954年社名改称。自動車保険を主力に急成長。積立女性保険の開発,女性が代表となる代理店の育成に力を注ぐなど,女性の積極的な活用が特徴。1996年の新保険業法施行に対応し,住友ゆうゆう生命を設立し生保事業にも進出。2001年10月に三井海上火災保険と合併し,三井住友海上火災保険となった。
→関連項目三井住友海上火災保険[株]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住友海上火災保険」の意味・わかりやすい解説

住友海上火災保険
すみともかいじょうかさいほけん

2001年三井海上火災保険と合併したかつての住友系損害保険会社。1893年に設立された大阪保険を前身とする大阪海上火災保険と,1917年設立の扶桑海上保険を前身とする住友海上火災保険が 1944年に合併,大阪住友海上火災保険として設立された。1954年住友海上火災保険に社名変更。2001年三井海上火災保険と合併し,三井住友海上火災保険となった。

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