共同通信ニュース用語解説 「三井住友海上火災保険」の解説
三井住友海上火災保険
1918年に創業した旧三井海上と1893年に創業した旧住友海上が合併して2001年10月に発足した。火災保険や自動車保険のほか、旧財閥系による貿易に関わる保険を手がけている。売上高に当たる正味収入保険料は24年3月期に1兆6233億円で、国内の損保事業会社としては業界3位。従業員数は約2万人。
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1918年に創業した旧三井海上と1893年に創業した旧住友海上が合併して2001年10月に発足した。火災保険や自動車保険のほか、旧財閥系による貿易に関わる保険を手がけている。売上高に当たる正味収入保険料は24年3月期に1兆6233億円で、国内の損保事業会社としては業界3位。従業員数は約2万人。
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損害保険会社。2001年(平成13)10月に三井海上火災保険(1918年設立)と住友海上火災保険(1944年設立)が合併して誕生した。
三井海上火災保険は1918年(大正7)三井物産常務小田柿捨次郎(おだがきすてじろう)(1863―1928)を中心に大正海上火災保険として設立され、海上・火災・運送の3種の営業を開始、関東大震災の見舞金支払いで打撃を受けるが、1928年(昭和3)自動車保険および傷害保険、1937年航空保険を開始するなど着実に業務を伸長し、1937年の総収入保険料において業界上位を占める。戦時統制下で1941年新日本火災海上保険、1944年三井火災海上保険を吸収。その後、第二次世界大戦後の打撃から1948年(昭和23)に早くも回復、発展期に入る。1955年自動車保険、自賠責保険、1960年原子力保険、1961年動産総合保険などを発売、昭和40年代には海外に資本進出する。1991年(平成3)社名を三井海上火災保険に変更した。
住友海上火災保険は1944年設立の大阪住友海上火災保険が前身。1954年に住友海上火災保険に社名変更する。翌1955年自動車保険を発売、1961年住宅総合保険、1962年店舗総合保険、1966年地震保険、1969年長期総合保険を発売する。三井海上火災保険に次ぐ業界4位の損害保険会社であった。
2008年4月株式移転により持株会社三井住友海上グループホールディングスを設立、三井住友海上火災保険はその完全子会社となった。さらに三井住友海上グループは2010年にあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険と経営統合し、MS & ADホールディングス(正称、MS & ADインシュアランスグループホールディングス)となった。三井住友海上火災保険の資本金約1395億円(2016)。従業員数1万4691、正味収入保険料約1兆5071億円(2016)。
[田付茉莉子]
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