住宅地需給モデル(読み)じゅうたくちじゅきゅうモデル(その他表記)supply and demand model for housing land

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住宅地需給モデル」の意味・わかりやすい解説

住宅地需給モデル
じゅうたくちじゅきゅうモデル
supply and demand model for housing land

住宅地の地価は,理論的には,本来,新規の宅地に対する需要と供給が一致する水準点で決まると考えられる。こうした観点から 1989年度『経済白書』では,住宅地開発のプロセスを需要側と供給側に分け,そのモデルから地価の動きを分析している。そこでは単純化のため,(1) デベロッパーは農地所有者から土地を買い,住宅用途に土地を造成する,(2) 住宅を需要する消費者はこの開発済みの土地を購入して住宅を建てると考える。したがって需給関数としては供給側は税引き後のキャピタルゲインの動向を見ながら供給量を決め,需要側は現在の地価,将来の予想地価,土地と代替的な資産 (金融資産) の収益率によって供給量を決めると仮定して定式化している。

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