日本歴史地名大系 「住谷野」の解説 住谷野すみやの 青森県:三戸郡住谷野盛岡藩の藩営九牧の一。名久井(なくい)岳(六一五・四メートル)西麓の中腹から馬淵(まべち)川右岸の泉山(いずみやま)村(現三戸町)・大向(おおむかい)村(現南部町)の一帯に広がる。正保四年(一六四七)の南部領内総絵図、南部領貞享図(岩手県立図書館蔵)ともに「畑打野」とみえる。「郷村古実見聞記」には「一三戸郡三戸御代官所 住谷野長弐拾五丁、横弐拾五丁」とあり、元禄一二年(一六九九)の絵図に住谷野と書上げられたとしているので、この頃改称されたものと考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by