佐々木八郎(読み)ササキ ハチロウ

20世紀日本人名事典 「佐々木八郎」の解説

佐々木 八郎
ササキ ハチロウ

昭和期の国文学者 早稲田大学名誉教授



生年
明治31(1898)年9月10日

没年
昭和55(1980)年9月8日

学歴〔年〕
早稲田大学高等師範部(現・教育学部)国語漢文学科〔大正8年〕卒

経歴
和歌山中、早稲田中教諭を経て、昭和4年から44年まで早大教授を務めた後、名誉教授。早大の教育学部の創設尽力、教育学部長、早大常任理事、図書館長を歴任した。また、大学設置基準協会副会長、国語審議会委員などを務めた。著書に「平家物語講説」「芸道の構成」「平家物語評講」「平家物語の研究」「徒然草の味わい方」「平家物語の達成」「語り物の系譜」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木八郎」の解説

佐々木八郎 ささき-はちろう

1898-1980 昭和時代の国文学者。
明治31年9月10日生まれ。早稲田中学教諭などをへて,昭和4年早大教授。大学設置基準協会副会長,国語審議会委員などをつとめた。「平家物語」の研究家として知られ,著作に「平家物語の研究」「平家物語評講」がある。昭和55年9月8日死去。81歳。新潟県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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