佐久間浩(読み)サクマ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「佐久間浩」の解説

佐久間 浩
サクマ ヒロシ

明治期の陸軍歩兵少佐



生年
安政4年(1857年)

没年
大正10(1921)年4月

出生地
上総国(千葉県)

学歴〔年〕
陸士卒

経歴
明治12年陸軍士官学校に入り、卒業後、25年私費で清(中国)に留学。日清戦争では陸軍大尉として近衛師団に属し台湾出征。35年から安徽省巡撫の顧問を7年間務め、同地方の政情に通じ、軍事教育に貢献した。この間、少佐に昇進した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐久間浩」の解説

佐久間浩 さくま-ひろし

1857-1921 明治時代軍人
安政4年生まれ。明治25年私費で清(しん)(中国)に留学。日清戦争では近衛師団に属し,台湾に出征。35年安徽省巡撫の顧問となり,同地方の政情に通じ,軍事教育に貢献した。陸軍少佐。大正10年4月死去。65歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android