佐久間象山宅跡(読み)さくまぞうざんたくあと

日本歴史地名大系 「佐久間象山宅跡」の解説

佐久間象山宅跡
さくまぞうざんたくあと

[現在地名]長野市松代町竹山町

象山の東山麓にある。宅跡は象山の曾祖父三左衛門国品が初めて真田家に仕えた時、藩より与えられたものである。西面二八メートル、北面四四メートル、東面三〇メートル、南面四二メートル、総面積九九〇平方メートルである。象山が住居した頃は、四方に土塀をめぐらし、南面中央よりやや東寄りに表門があり、西面中央に裏門があった。宅地内には住宅・学問所・槍剣術道場・真田幸貫の休憩所・硝石製造原土置場があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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