佐取村(読み)さどりむら

日本歴史地名大系 「佐取村」の解説

佐取村
さどりむら

[現在地名]五泉市佐取

阿賀野川が平野部に出る谷口左岸に位置し、西は馬下まおろし村に接する。文禄三年(一五九四)七月の蒲生氏高目録帳(内閣文庫蔵)に「佐取 小松 七十四石七斗四升」とあり、うち二七石六斗一升は給人平左の持分であった。江戸時代は会津藩領で、元禄郷帳の村高は四八石余。文化年間(一八〇四―一八)の「新編会津風土記」に家数二三、東西三町四〇間余、南北二二間とあり、明治八年(一八七五)の「若松県管内地誌資料」の戸数二六・人数一二二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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