佐古川(読み)さこがわ

日本歴史地名大系 「佐古川」の解説

佐古川
さこがわ

佐古山の北、旧佐古町地区との間を東へ流れ、現佐古一番町の南東端で新町しんまち川に合流する。準用河川。江戸時代には武家地佐古と佐古町とを隔てていた。川幅は一二、三間(「御目付衆へ上る阿波淡路両国之事」御大典記念民政資料)、元禄四年(一六九一)御山下絵図では北岸に石垣が築かれている。寛文一一年(一六七一)佐古一丁目から五丁目までの川筋城下町に編入された(異本阿波志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android