日本歴史地名大系 「佐呂間村」の解説 佐呂間村さろまむら 北海道:網走支庁佐呂間町佐呂間村大正四年(一九一五)より昭和二三年(一九四八)まで存続した常呂(ところ)郡の村。大正四年一一月鐺沸(とうふつ)村が改称し、二級町村として成立。成立の頃には第一次世界大戦時のヨーロッパに向けた豆類やでんぷん類など輸出農産物の増大が好景気をもたらし、豆成金・でんぷん成金の呼名も生れた(佐呂間町史)。大正六年には武華(むか)村(現留辺蘂町)の一部を編入。同年計呂地(けろち)(現湧別町)―武士(ぶし)四〇号間の道路が開削された。また同九年には亜麻製線工場が操業を開始し、作物はハッカから亜麻・馬鈴薯などに変わっていった。 佐呂間村さろまむら 北海道:網走支庁佐呂間町佐呂間村昭和二三年(一九四八)から同二八年まで存続した常呂(ところ)郡の自治体。昭和二三年四月佐呂間村の下武士(しもぶし)以西が分離して若佐(わかさ)村となった。同二五年一一月には下湧別(しもゆうべつ)村(現湧別町)から床丹(とこたん)地区(現字若里)を編入。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by