佐多薬園(読み)さたやくえん

日本歴史地名大系 「佐多薬園」の解説

佐多薬園
さたやくえん

[現在地名]佐多町伊座敷

鹿児島藩が設置した薬園。吉野よしの(現鹿児島市)山川やまがわとともに藩の三薬園として知られる。「三国名勝図会」に薬園は地頭仮屋に隣接し、「伊座敷村にあり、二園あり、当邑は本藩の境内、最南方にて、暖気の地なる故、草木の性寒を畏る者も、能生長せり、故に本府より薬園を置、種々の奇薬・珍果の類、若干種を植ゆ、此薬園、日本の諸国になき草木も、能生長する処なれば、真に奇宝の薬園と云つべし、此薬園創めて闢れたる年月詳ならず、或は宝暦・明和の比に、国老菱刈実詮建議して、創建せりといふ」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む