佐河御厨(読み)さごうのみくりや

日本歴史地名大系 「佐河御厨」の解説

佐河御厨
さごうのみくりや

熊毛半島の西海上に浮ぶ佐郷さごう島のことで、周防牛島うしま(現光市)とともに山城国賀茂かも(現京都市)の御厨。

百錬抄」寛治四年(一〇九〇)七月一三日条に堀川天皇が賀茂上下社に対し御供田として六〇〇余町を寄進、御厨を諸国に分置したことがみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 周防国 変遷

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android