佐治丹岳(読み)さじ たんがく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐治丹岳」の解説

佐治丹岳 さじ-たんがく

1805-1869 江戸時代後期の画家,測量家。
文化2年生まれ。はじめ岸駒(がんく)の門にはいり,のち吉村孝敬(こうけい)に画法をまなぶ。また生地近江(おうみ)(滋賀県)の水口(みなくち)藩の命によって,測量術をおさめ,各地の測量をおこなった。晩年尊攘(そんじょう)派の藤本鉄石らとまじわった。明治2年5月11日死去。65歳。名は廸。字(あざな)は臧保。別号に偃松子,叢園。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android