佐田竹水(読み)さだ ちくすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐田竹水」の解説

佐田竹水 さだ-ちくすい

1798-1865 江戸時代後期の儒者
寛政10年生まれ。樺島石梁(かばしま-せきりょう)にまなび,江戸の昌平黌(しょうへいこう)にはいる。詩を得意とし,天保(てんぽう)元年筑後(ちくご)(福岡県)久留米藩の藩校明善堂講師となり,のち藩主有馬頼永(よりとお)の侍読をつとめた。元治(げんじ)2年3月2日死去。68歳。筑後出身。名は大道,直温。通称は修平。著作に「佐嘉聞書」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android