朝日日本歴史人物事典 「佐脇嵩之」の解説
佐脇嵩之
生年:宝永4(1707)
江戸中期の画家。江戸の人。佐脇を略して佐嵩之ともいう。名は道賢,字は子岳,号は一水,幽篁亭,中岳堂など。通称甚蔵。晩年の英一蝶について学び,師の風俗画の作風をよく守って,後世に伝えた。代表作に「菅公像額」(太宰府天満宮蔵)がある。子に嵩雪,弟子に高嵩谷がいる。66歳で没し,浅草誓願寺中称名院に葬られた。
(河野元昭)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(河野元昭)
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