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佐藤氏 さとううじ

世界大百科事典 第2版の解説

さとううじ【佐藤氏】

田原藤太秀郷を祖とする秀郷流藤原武士の一流。秀郷から数えて6世の孫の左衛門尉公清をはじめとして,その子の季清,孫の康清らがみな左衛門尉になったため,左衛門尉の左と藤原の藤をとって佐藤というようになったという。この一族出身で有名な人に歌人の西行がいる。彼は俗名佐藤義清,はじめはやはり左衛門尉で,鳥羽院の北面の武士であった。西行の家は代々紀伊国田仲荘預所になっていて,源平争乱期には西行の兄の仲清とその子能清が武力をふるって活躍している。

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世界大百科事典内の佐藤氏の言及

【田仲荘】より

…紀伊国那賀郡(現,和歌山県那賀郡打田町,桃山町)の荘園。11世紀の成立と推定される摂関家領荘園で,1110年(天永1)藤原忠実(ただざね)によって得分(とくぶん)の一部が日吉神社の法華八講料にあてられている。鎌倉時代には近衛家領となったが,近衛家は荘務権を有せず,領家職(りようけしき)は僧円基(近衛基通の子),僧慈禅(近衛兼経の弟)を経て,その法系である浄土寺門跡(もんぜき)が室町末期にいたるまで伝領した。…

※「佐藤氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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