佐藤通次(読み)サトウ ツウジ

20世紀日本人名事典 「佐藤通次」の解説

佐藤 通次
サトウ ツウジ

昭和期の哲学者,ドイツ語学者 皇学館大学名誉教授。



生年
明治34(1901)年5月26日

没年
平成2(1990)年7月3日

出生地
山形県

学歴〔年〕
京都帝国大学文学部独文学科〔大正15年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和19年〕

主な受賞名〔年〕
西日本新聞文化賞〔昭和17年〕「皇道哲学」,山形大ティーデマン賞〔昭和48年〕,勲三等瑞宝章〔昭和52年〕

経歴
九大法文学部講師、助教授を経て、昭和18年文部省国民精神文化研究所(のち数学錬成所に改組)所員、20年同所廃止により退官公職追放。30年亜細亜大教授、37年皇学館大教授、48年学長を歴任著書に「哲学についての談話」(3部作)「仏教哲理」「神道哲理」「言の林」(3巻)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤通次」の解説

佐藤通次 さとう-つうじ

1901-1990 昭和時代の哲学者,ドイツ語学者。
明治34年5月26日生まれ。九州帝大助教授となり,昭和16年「皇道哲学」を刊行。18年文部省国民精神文化研究所所員となる。公職追放解除後,30年亜細亜大教授,37年皇学館大教授,48年学長。平成2年7月3日死去。89歳。山形県出身。京都帝大卒。著作に「ドイツ広文典」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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