体中(読み)タイチュウ

デジタル大辞泉 「体中」の意味・読み・例文・類語

たい‐ちゅう【体中】

からだのなか。体内。
くの如き人の―にも」〈竜渓経国美談

からだ‐じゅう〔‐ヂユウ〕【体中】

頭から手足の先まで、からだ全部。全身総身

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精選版 日本国語大辞典 「体中」の意味・読み・例文・類語

たい‐ちゅう【体中】

  1. 〘 名詞 〙 からだのなか。体内。
    1. [初出の実例]「此水火土気は天地の間に満々たる故、固(もとより)人の体中に備へたれば」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)放屁論後編)
    2. 「嬉しさに何となく体中(タイチュウ)の血が沸立つ様な気がした」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉附録・宮中の拝謁)

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