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体液病理学 たいえきびょうりがく humoral pathology

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

体液病理学
たいえきびょうりがく
humoral pathology

アリストテレスの説をヒポクラテスが拡大し,ガレノスが踏襲したもので,血液,粘液,黄色胆汁,黒色胆汁を四大体液とし,その調和状態を健康の,また不調和な状態を病的状態の基盤と考え,これがルネサンスまでの医学観の基礎となっていた。

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世界大百科事典内の体液病理学の言及

【体液】より

…【東 健彦】
[体液説]
 体液は,すでに古代ギリシア・ローマの医学でその存在が注目され,心身の病態の説明原理として盛んに取り上げられた。中国や日本など東洋の医学で,昔から気や風の変化から疾患を〈病む気〉,つまり〈病気〉として説明してきたのとはきわめて対照的で,こうした体液病理学による医学的思考は,ルネサンス以後に解剖学が進歩して器官の病理学(固体病理学)と入れかわるまで,ヨーロッパで支配的だった。 古代ギリシア・ローマでヒッポクラテスやガレノスらにより取り上げられるのは,粘液phlegm,血液blood,黒胆汁melancholy(black bile),胆汁(黄胆汁choler,yellow bile)という4種の体液であり,これらの平衡と調和を保つことが健康の条件で,ある体液に過剰,不足,移動などが起これば,心身の変調や病態が生じると考えられた。…

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