何れ菖蒲(読み)いずれあやめ

精選版 日本国語大辞典 「何れ菖蒲」の意味・読み・例文・類語

いずれ【何れ】 菖蒲(あやめ)

  1. ( 源頼政がぬえ退治菖蒲(あやめのまえ)という美女を賜わるに当たって、同じような美女一二人の中から菖蒲前を選ぶよう命じられた時よんだ和歌五月雨沢辺の真薦水越て何れ菖蒲(アヤメ)と引ぞ煩ふ〔太平記‐二一〕」によるという ) どれもすぐれていて選択に迷うことにいう。
    1. [初出の実例]「見くらべる・いづれあやめと引ぞわづらふ」(出典:雑俳・削かけ(1713))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む