何方不付(読み)どっちつかず

精選版 日本国語大辞典 「何方不付」の意味・読み・例文・類語

どっち‐つかず【何方不付】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 どちらとも定まらないで曖昧(あいまい)なさま。中途半端。どちつかず。どちらつかず。
    1. [初出の実例]「どっち付ずの大坂の顔」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)一三)
    2. 「何方(ドッチ)付かずに遅々(ぐづぐづ)してゐる」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

どち‐つかず【何方不付】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙どっちつかず(何方不付)
    1. [初出の実例]「にわかに女に似するほどに、人躰なへて、どちつかずなれば、正体なき風躰になる事あり」(出典:拾玉得花(1428))

どちら‐つかず【何方不付】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙どっちつかず(何方不付)
    1. [初出の実例]「空舟やどちらつかずのうす氷〈昌川〉」(出典:俳諧・焦尾琴(1701)雅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む