余蒔き(読み)ヨマキ

精選版 日本国語大辞典 「余蒔き」の意味・読み・例文・類語

よ‐まき【余蒔・余播】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 時節に遅れて種子をまくこと。遅蒔き。また、種子を採取した年のうちにまくこと。それによってできた蔬菜類もいう。〔俚言集覧(1797頃)〕
  3. ふたたび生えること。
    1. [初出の実例]「再生(ヨマキ)の眉生の逆立て、白歯がさびて鼠いろ」(出典人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む