作眼(読み)つくりまなこ

精選版 日本国語大辞典 「作眼」の意味・読み・例文・類語

つくり‐まなこ【作眼】

〘名〙 故意に普通とはちがった目つきをすること。また、そのような目。つくりめ。
① わざと恐ろしい目つきをすること。
※延慶本平家(1309‐10)一本「刀の柄を四五寸計指出て常は手打かけて作り眼して居られたり」
色目をつかうこと。秋波を送ること。
浮世草子新可笑記(1688)三「作(ツク)り眼(マナコ)してめしつかひの女などに言葉やさしくかけて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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