作眼(読み)つくりまなこ

精選版 日本国語大辞典 「作眼」の意味・読み・例文・類語

つくり‐まなこ【作眼】

  1. 〘 名詞 〙 故意に普通とはちがった目つきをすること。また、そのような目。つくりめ。
  2. わざと恐ろしい目つきをすること。
    1. [初出の実例]「刀の柄を四五寸計指出て常は手打かけて作り眼して居られたり」(出典:延慶本平家(1309‐10)一本)
  3. 色目をつかうこと。秋波を送ること。
    1. [初出の実例]「作(ツク)り眼(マナコ)してめしつかひの女などに言葉やさしくかけて」(出典浮世草子新可笑記(1688)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む