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手打 てうち

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世界大百科事典 第2版の解説

てうち【手打】

契約や和解の成立したしるしとして双方がそろって拍手(はくしゆ)すること。手締めともいう。手打の風習は,神を礼拝したり神を招いて神前で誓約する形式から出たものと考えられる。馬喰(ばくろう)や〈酉(とり)の市〉での商取引のほか,抗争の和解にも手打が行われるやくざの社会では,今日でも,紛争処理のための手打式は仲裁人をたてた重々しい儀式となっている。民俗社会では村寄合や婚礼で手打の風がみられ,婚約成立の際に仲人(なこうど)が嫁方に届ける酒を〈手打酒〉と呼ぶ所もある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の手打の言及

【拍手】より

…折口信夫によると,平安期の大饗(おおあえ)と名付けられた饗宴には正客が正席につくと,列座の衆が拍手するのが本式で,宴(うたげ)とは〈うちあげ(拍ち上げ)〉で礼拝を意味したが,時代を経るにしたがって饗宴全体をあらわし,ついには酒宴をさすようになり,これが饗宴の主要部を構成すると考えられるようになったという。柏手(かしわで)手打【藤井 正雄】。…

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