佞臣(読み)ネイシン

デジタル大辞泉 「佞臣」の意味・読み・例文・類語

ねい‐しん【×佞臣】

口先巧みに主君にへつらう、心のよこしまな臣下

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精選版 日本国語大辞典 「佞臣」の意味・読み・例文・類語

ねい‐しん【佞臣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ねいじん」とも ) 主君に口先うまくこびへつらう臣下。悪がしこく、心の不正な臣下。
    1. [初出の実例]「賢者は山林にかくれ、佞臣は左右にあり」(出典:保元物語(1220頃か)下)
    2. 「佞臣(ネイしん)は阿て諫せず」(出典太平記(14C後)四)
    3. [その他の文献]〔白居易‐和陽城駅詩〕

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普及版 字通 「佞臣」の読み・字形・画数・意味

【佞臣】ねいしん

おもねる臣。

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