(読み)ねいす

精選版 日本国語大辞典「佞」の解説

ねい‐・す【佞】

〘自サ変〙 こびへつらう。おもねる。
※名語記(1275)四「物をねいすといひ、ねいねいなどいへるねいの心、如何。答、ねいは倭也。佞〈同き歟〉、おもねるかたむのよみあり」
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一「世人簡易を悦べば簡易を装ふて世に佞する者あり」

ねい【佞】

〘名〙 (形動) 人にへつらい、その機嫌をとること。おもねること。また、そのさまや、その人。
※太平記(14C後)三〇「帝則ち諫に順て政を正し民を撫で賢を招き佞(ネイ)を退け給しかは」
※仮名草子・竹斎(1621‐23)下「心にねいなる事も無し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「佞」の解説

ねい【佞】[漢字項目]

[音]ネイ
口先がうまい。心がねじけている。「佞奸ねいかん佞言佞臣佞人奸佞邪佞
人あたりがよい。がある。「不佞
[補説]「侫」は俗字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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