使用済み核燃料の最終処分

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使用済み核燃料の最終処分

原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物は地下深くの安定した岩盤に埋める地層処分が最も好ましいとされ、各国が処分場建設を探る。スウェーデン政府は2022年、オンカロに続き世界2例目となる最終処分場の建設計画を承認。フランスでも23年、政府に設置許可申請が提出された。日本では、原子力発電環境整備機構(NUMO)が今年2月に北海道の寿都町神恵内村で行った文献調査の報告書案を公表。両町村とも処分地選定で次段階の概要調査の候補地があるとしたが、鈴木直道すずき・なおみち知事は反対意向を示した。(ロンドン共同)

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