依存関係(読み)イソンカンケイ

デジタル大辞泉 「依存関係」の意味・読み・例文・類語

いそん‐かんけい〔‐クワンケイ〕【依存関係】

ある人・物と他の人・物とが、互いに頼り合う間柄であること。
論理学で、ある事物存在状態価値などが、他の事物によって規定され、制約される関係原因に対する結果目的に対する手段理由に対する帰結など。依属

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「依存関係」の解説

依存関係

パイプラインアーキテクチャーを持つマイクロプロセッサーでは、複数命令の同時実行が可能である。しかしたとえば、前の命令の実行結果を次の命令で使うような場合、これらの命令は同時実行ができない。このように複数の命令同士が関係を持ち、一方の結果に他方が依存しているような場合、これらは「依存関係のある命令」と呼ばれる。依存関係のある命令が存在すると、パイプラインが有効に機能しなくなる。依存関係の種類には次のものがある。w-a-r(write after read)先行する命令が、あるレジスタから値を読み出す前に、後続する命令が当該レジスタに書き込もうとすること。w-a-w(write after write)先行する命令が、あるレジスタに値を書き込む前に、後続する命令が当該レジスタに書き込もうとすること。

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