かかわりかかはり【係・関】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「かかわる(係)」の連用形の名詞化 )
- ① 関係している人。なんらかのつながりのある人。関係者。
- [初出の実例]「刀自(とじ)、女官(にょうくゎん)などいふ物だに、かずも定まらず、もとのかかはり、なからんあと、など申して参らすれば」(出典:たまきはる(1219))
- ② つながりのあること。関係すること。関係。
- [初出の実例]「貴嬢(きみ)が〈略〉弁解(いひひら)き玉ふとも、甲斐なし、宮本二郎が沈みゆく今の有様に何の関(カカハ)りあらん」(出典:おとづれ(1897)〈国木田独歩〉上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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