俄道心(読み)ニワカドウシン

デジタル大辞泉 「俄道心」の意味・読み・例文・類語

にわか‐どうしん〔にはかダウシン〕【×俄道心】

急に思いたって出家すること。また、その人。
無意気なる―」〈咄・露がはなし・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俄道心」の意味・読み・例文・類語

にわか‐どうしんにはかダウシン【俄道心】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 急に思い立って出家すること。また、その人。俄坊主。俄発心。
    1. [初出の実例]「都のうちに俄道心おこして、浮世をめぐる痴者(しれもの)あり」(出典仮名草子・かなめいし(1663)下)
  2. [ 2 ] 狂言曲名惣八(そうはち)」の「狂言記」における名称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android