俗に(読み)ゾクニ

精選版 日本国語大辞典 「俗に」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐に【俗に】

  1. 〘 連語 〙 世間一般のならわしとして。俗世間で。ふつうに。
    1. [初出の実例]「本説大略本歌におなじ。三句に及ぶべからず。詩の心・物語、又俗にいひつけたる事も寄合にはなる也」(出典:連理秘抄(1349))
    2. 「諸事あどけなく見せるを俗に葭藁言(よしわらことば)と云ひやす」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む